代表挨拶
当苑は、平成16年4月に社会福祉法人真寿会により開設され、現在、入所50名、ショートステイ20名、デイサービス25名とヘルパー派遣を行っております。
今日まで、地域のボランティアの方々にもご協力を頂きながら、誕生会、納涼祭、初詣、豆まき等、利用者様の生活に潤いと癒しを提供できるよう、年間行事も積極的に実施しております。
今後とも「地域に根ざした施設」として、利用者の状態にあった「個別ケア」を基本に、利用者様と職員がともに生きる施設づくりに努めて参ります。
社会福祉法人 真寿会
大室さくら苑 理事長
熊谷 良子
● 運営方針
- ご利用者との対話を大切にし、利用者が生きがいをもち、主体的に生きることを援助します。
- ご利用者が安全で安心して生活が送れるように、清潔で快適な住環境の整備とプライバシーの保持に努めます。
- ご利用者がいつまでも健康な生活を送れるように、食生活の充実と健康を守る取り組みをすすめます。
- ご利用者に対して、いつでも、より親切で優しく丁寧な対応に心掛けるとともに、福祉職員としての専門性を追求し、質の高い援助実践を目指します。
- ご利用者、家族、地域住民との協力関係を強め、より信頼される施設運営を目指します。
- ご利用者を抑制しません、ご利用者ご自身の自尊心を失わないよう、不快な気持ちにしないよう対応いたします。
● 春を彩る七種の桜
大室さくら苑には、その名にちなみ、河津桜、ソメイヨシノ、えど彼岸桜、おもいがわ桜、山桜、しだれ桜、八重桜の七種の桜が苑庭に植栽され、花咲く時期をずらしながら、次々と春を彩ります。
歴史とともに成長し、地域のみなさまに愛される桜になることを願っています。
● 社会福祉法人の使命
「社会福祉法人」とは・・高齢者福祉の分野においては、2025年問題を前に、今こそ、社会福祉法第22条で定義されている社会福祉事業の目的を、深く考える時です。
・福祉サービス利用者の利益の保護
・地域における社会福祉の推進
・個人の尊厳の保持
・福祉サービス利用者の心身の健康
・自主独立
社会福祉法人の使命は、「社会、地域における福祉の充実・発展」でなければならず、具体的な内容は明確に下記の2点が上げられます。
①社会福祉事業を主とした福祉サービスの供給主体の中心的役割を果たす。 ②制度の狭間にある者を含めさまざまな福祉需要にきめ細やかに対応する。
その使命を果たすため、全国社会福祉法人経営者協議会では、次の10項目の「経営原則」にもとづき、公共的、公益的な信頼性の高い民間法人にふさわしい経営を、協議会加入法人に求めています。 非利害性株式会社組織ではないため、持ち分が無く、配当は認められていません。事業で得たすべての金銭的成果は、社会福祉事業に充てるか、地域の生活課題や福祉需要に還元すること。
継続性解散時の手続きや残余財産の処分等に関する規定によって、制度的にサービスの継続性が確保されていること。
効率性税、社会保険料等公的な財源を使用することから、より効果的で効率性の高い経営をめざすこと。
透明性公的な負担によって行われる事業であるとともに利用制度化が進むなか、公益法人としてより積極的な情報開示。情報提供を通じた高い透明性が求められること。
倫理性公正、かつ誠実な倫理観に基づく法人経営を行うこと。
先駆性施設の福祉需要、要援護者に対し、他機関・団体等に先立って援助を行うこと。
開拓性表出しにくい生活課題、福祉需要の掘り起こしや、制度の狭間にある、もしくは制度化されていない福祉需要等に、新しい領域として対応するとともに、制度化に向けた働きかけを行うこと。
組織性高い信頼性が求められる法人にふさわしい組織統治(コーポレート・ガバナンス)の確立、人材育成等、組織マネジメントに取り組むこと。
主体性民間の社会福祉事業経営者としての自主性および自律性を発揮し自らの意志、判断によって事業に取り組むこと。
安全性
経営基盤の強化を図り、良質な福祉サービスを安定して提供すること。
以上の10の経営原則にもとづき、「社会福祉法人に求められる取り組み課題」(社会福祉法人行動指針)を、
① 利用者に対する基本姿勢
② 社会に対する基本姿勢
③ 職員に対する基本姿勢
④ マネジメントに対する基本姿勢
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